そもそも偏差値ってどういうもの?

いざ自分の行きたい中学校を選ぶ時には、その学校の校風と共に重視されるのが、偏差値ですね。進路指導の時には、担任教師と一緒に頭を抱えている親御さんも多いでしょう。受験する時の一つの絶対的な指標になる偏差値ですが、そもそも「偏差値とは何であるのか?」を具体的に説明出来る人は多くはいないのではないでしょうか?解っている様で解ってはなく、キチンと理解はされていないのが、偏差値です。

偏差値とは「50を平均として、それより上か下かにどのくらい離れているかを数値で表した物」で、一般的に日本では学力偏差値を指します。これは日本独自の物で、海外ではほとんど使用されていません。偏差値を計算式で表すと、偏差値=(自分の得点−平均点)÷標準偏差×10+50となり、パッと見ただけでは、解かり難いですね。例えば100点満点のテストを5科目受けて、5科目とも全体の平均点が60点だったとします。もしもA君が5科目とも平均点の60点を取った場合は、5科目とも偏差値は50となります。しかし5科目とも70点を取った場合は、平均点との差が5科目とも10点であるにも関わらず、他にテストを受けた人の点数のばらつきの度合い(標準偏差)によって偏差値は変化します。その10点の間に何人いるかによって偏差値は変わるのです。

偏差値というのは、ある集団の中における相対的な位置づけを把握する物の事から、他のテストを受けた集団との比較は難しく、受験者のレベルによって、偏差値が大きく異なります。一つのテストの範囲内で、客観的に自分の成績の位置を調べるには最適なツールと言えます。