睡眠時間と学力や偏差値は関係する?

寝る間を惜しんで勉強する方が良いのか、しっかりと睡眠時間を確保する方が勉強の効率が上がるのか?との疑問は昔からあります。そもそも睡眠時間と学力には関係があるのでしょうか?調査によると、小学校高学年で国語でも算数でも5時間、6時間と睡眠の時間が長くなるに比例して児童の成績が上がり、7時間〜10時間の間で最も良くなりました。しかしそれ以上眠ると、なんと成績が下がっていきました。

陰山英男・立命館大教授によると、十分な睡眠を確保することで集中出来るため学習にも集中出来るばかりでなく、日々を充実して過ごすことが可能となり、心理的にも余裕が生まれると述べています。ところがインターネットやスマートフォンが子供たちにも普及されたことによって睡眠時間がどんどん短くなってきています。それらに時間を費やすことによって睡眠時間を削ることは、子供たちの精神面において多大な悪影響を与えていると述べています。

2006年に山口県で行われた調査では、就寝時刻が午後9時までの子供の学力偏差値と知能指数が最良であり、就寝時間が9時より遅くなるのに従って低下していました。しかし、8時前と就寝時刻が早過ぎる場合でも点数が良くありませんでした。秋田県でも睡眠の時間と成績との関連性についての分析がなされています。適切な睡眠は学習面だけでなく、成長過程に影響を与える重要な要素の一つと言えますので、家庭での配慮が必要です。